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新型コロナワクチン接種後に死亡しても補償はない!?

 2021/08/02 病気
この記事は約 5 分で読めます。 385 Views

 新型コロナワクチン接種が、日本でも2021年から接種が始まりました。

河野太郎 ワクチン接種推進担当大臣が、テレビなどのメディアに出演して、ワクチン接種をさかんに勧めています。

その中で、

新型コロナワクチン接種により死亡した場合、国から4420万円支払う。」

と発言しました。

一般的な感覚でいえば

「新型コロナワクチンを接種してから亡くなった場合、4420万円支払われる。」

と思うのではないでしょうか?

ところが、実際はそうではありません

新型コロナワクチン接種による死亡認定は、相当に難易度が高いと言わざるを得ない状況です。

それぞれのハードルについて、説明したいと思います。

①現場の医師が市町村へ副反応報告書を提出

②市町村から厚労省へ副反応報告書を提出

③厚労省の「疾病・障害認定審査会」(感染症・予防接種審査分科会)で審査

④「疾病・障害認定審査会」(感染症・予防接種審査分科会)から、厚生労働大臣に具申。

①現場の医師が市町村へ副反応報告書を提出

 新型コロナワクチンを接種した場合、アナフィラキシーショックといわれる激しいけいれんなどを伴う症状以外は、接種した時点では起こりません。家に帰ってから起こります。

副反応が起こってかけこんだ病院が、補償申請に必要な書類をどこまで書いてくれるかの保証はありません。

下記の事例のように、勤務していた病院ですら、ワクチン接種後に死亡した職員の事例を報告しない決定をしています。遺族がかなり頑張ったので、死亡報告はされていますが現状はこんなものです。

おそらく、書類申請の煩雑さもあり、病院は副反応報告に積極的ではありません。また、報告しても記載されるデータが十分でない可能性は高くなります。

接種後に死亡、報告悩む医療機関…遺族は「国に伝えて」[コロナ最前線 ワクチン](読売新聞オンライン)

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210508-OYT1T50380/

一見さんの医師が、あなたのために手間のかかる副反応報告に必要なデータや書類をそろえてくれるでしょうか?

その確率はかなり低いのではないかと思います。

②市町村から厚労省へ副反応報告書を提出

 市町村は、医師から受け取った書類を厚労省に送るだけなので、ここで問題は無いと思います。多分。

③厚労省の「疾病・障害認定審査会」(感染症・予防接種審査分科会)で審査

 この審査というものが一番の曲者です。なぜかといえば、①であげた現場の医師からの副反応報告書をもとに審査をするのですが、

情報不足等によりワクチンと症状名との因果関係が評価できない」

という結果しか出ないからです。

例えば、審査会で疑問点があった場合、解剖して確認することができません。また、血小板などの必要な数値が一つでもなければ、評価ができなくなってしまいます。

そもそも、亡くなった方は数日程度でお葬式で火葬されてしまうので、データは残りません

まさに形式的な手続きを行う審査会だといえます。

データで見ても、新型コロナワクチンによる死亡認定は、かなり厳しいハードルです。

ワクチン接種 2021年2月17日から7月11日までの間に報告された死亡事例は、667件です。

600件(ファイザー社) 情報不足によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない

4件(モデルナ社) 情報不足によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない

604/667件が、情報不足です。

ちなみに、ワクチンと死亡との因果関係が認められないとの判定は、3件あります。

残りの60件については審査中ですが、いつ頃審査が終わるかは不明です。

場合によっては、2、3年かかると厚労省が回答しています。

厚労省に電話をかけて確認した方の動画は下記をご覧ください。

厚生労働省のHPページにある、「新型コロナワクチン Q&A」で

「日本において、新型コロナワクチンの接種が原因で亡くなった方がいるという事実は確認されていません。」

という回答が掲載されています。下記リンクをご覧ください。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0081.html

④「疾病・障害認定審査会」(感染症・予防接種審査分科会)から、厚生労働大臣に具申

 ③の時点でワクチンと死亡の因果関係はほぼ認められないので、そもそも報告は上がってきません

まとめ

 新型コロナワクチン接種後に死亡したとしても、ワクチンと死亡の因果関係が認められることは、現状1%もありません。これは、過去の子宮頸がんワクチンによる死亡や副反応についても同様です。

百歩譲って新型コロナワクチンによる死亡との因果関係が認められたとしても、その認定まで数年かかることを覚悟しなければいけません。

例えば、働き盛りの30、40代のお父さんがワクチン接種後に死亡したら、一家の収入は無くなります。遺族年金は出ると思いますが、微々たるもので生活はできません。

では、30、40代の新型コロナウイルスにより重症、死亡するリスクはどれくらいでしょうか?

そもそも、あなたの周りで新型コロナに感染した人は何人いますか?

新型コロナワクチン接種は、任意です。打たない選択もできるということを忘れないで下さい。

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