休んでも疲れが取れない人に共通する問題
休息をとるという言葉を聞いて、あなたはどんなことを連想しますか?
睡眠をとる、ソファでダラーっと座る、何もしない、ぼーっとする、マッサージ
こんなことをイメージするのではないでしょうか?
ところが、実際に今書いたような休息をとったとしても、
全然疲れが取れない、体がだるい
といった悩みを抱える人が増えています。
それは一体なぜだと思いますか?
その回答として、西洋医学的に良い回答があったのでご紹介しておきます。
「休む」とは「動かない」ことではない!? 日本人の9割が勘違いしている休息法
http://best-times.jp/articles/-/5898
記事を読んでいただくとわかりますが、休みをとるというのは、
「ストレスによって乱れた自律神経を整えること」
だと書いてあります。
つまり、あなたにとってストレスを改善する行為でなければ、何をやっても休息には当たらないため、いつまでたっても疲れは取れないということです。
やっかいなのは、ストレスというのは人によって全く異なるものであるということです。
例えば、上司から怒られた時に、
上司が私のために怒ってくれていると感じればストレスは少なくなります。
単純に上司に怒られていると感じるとストレスは大きくなります。
仕事で残業していても、
楽しくてやっている仕事であれば、ストレスは少なくなりますから、肉体的な疲れは寝たらとれます。
嫌々やっている仕事であれば、ストレスはどんどん増えていきますので、寝ても睡眠が浅かったり、よく眠れませんから休息にはなりません。
こうやってストレスをためやすい人は、自律神経がどんどんと乱れ、病気になる原因を体内に貯め込んでいき、どこかで爆発します。
一方で、ストレスを感じにくい人は、忙しそうでもそんなにストレスは溜まっておらず、病気にもなりにくい状態でいることができます。
ストレスの感じ方は、性格や価値観などにかなり左右されますが、重要なのは溜まったストレスを放出して、自律神経を整え体内を正常化することです。
現代生活では、病気になる原因の8割がストレスだといわれていますから、これができれば8割の病気を防ぐことになりますね。
では、人の価値観や生活スタイルで変わるストレスというものを、薬や手術などで軽減することが可能でしょうか?
答えは、ノーだと思います。
では、カウンセリングなどで改善するものでしょうか?
その人の価値観を変えるという点では、カウンセリングは有効ですが、精神面だけしか見ないという欠点があります。
人間は、心と体で一つの存在ですから、カウンセリングだけで自律神経まで改善するというのは、かなり無理な話だと思います。
それでは、どうやったらストレスを軽減して自律神経を整えていけるのでしょうか?
私は東洋医学の中に多くの答えがあると考えています。
例えば、手や足の指をもむという方法があります。
この指もみといわれる方法は、東洋医学の気功の世界では数千年前からある方法です。
これを行うと、疲労が取れたり、肩こりや腰痛が軽減したり、良く眠れる、高血圧が改善する、ダイエット効果、気持ちが落ち着く、イライラがおさまる、など様々な結果が出ています。
私も中学時代に東洋医学の健康法に触れて、重度のアレルギー性鼻炎を治しました。
その時にまず行ったのが、指もみでした。かれこれ25年くらい毎日指もみしていますので、効果は体感しています。
「免疫革命」という書籍で有名な安保徹先生は、ガンが治るとまで言っていました。
ご本人が比較的若く亡くなってしまったので、説得力が相当落ちましたが。。。
東洋医学が専門の私としては、指もみだけでガンが治るは言い過ぎだろうと思いますが、おそらくはそういった事例があったのでしょう。
いずれにしても、指もみという行為だけでも乱れた自律神経を整える働きがあるのは、ほぼ間違いないと思います。
もっと積極的に東洋医学の健康法的な内容を一般の人たちが実践すれば、病気の原因であるストレスを軽減することが可能だと思います。
あなたも東洋医学の健康法を色々と試してみてはいかがでしょうか?
指もみをするだけでも、ちょっと体調は変わってきます。
私が特にお勧めしているのは、気功です。
どこでもできるし、道具もいりません。
ただ、注意する必要があるのは、先生を選ぶことです。
気功自体は目に見えないため、できないのにインチキばっかりいう人も中にはいます。
また、スピリチュアル的なことばっかりいって、解決方法を提示できない人も注意が必要です。
私も気功を教えていますので、ご興味があれば一度説明会などにお越しください。
下記が私の行っている気功です。