ヘルストロン(高電位治療器)はお勧めしません
ヘルストロンは頭痛、肩こり、不眠、慢性便秘を緩解する家庭用電化製品と同じ交流式の電気を使用した電位治療器です。人工的につくり出した高圧電界で身体をやさしく包み込み、健やかな身体へと導きます。(白寿生科学研究所より)
「椅子に座って、電気を流してもらう」
そのお手軽さと、肩こりや不眠、便秘などの効果が厚生労働省に認められたことで、ヘルストロンを扱うクリニックや病院も設置しています。
肩こり以外にも様々な効果を実感した人がたくさんいるようです。
しかし、私個人としては、
ヘルストロンやその他の電気を使った治療機(鍼をさして電気を流すなど)はお勧めしません。
なぜかといえば、電気を流すと電気の邪気が体内に蓄積して、数年、10年後に様々な症状を引き起こすことがわかったからです。
電気の悪影響については、何十年も前から問題が指摘されてきました。
主に問題視されていたのは、電磁波です。
例えば、大阪の門真にある通称「電磁波銀座」
「町内で過去13年間に死亡した人が160人、うち82人がガンで死んでいました。 血液のガンといわれる白血病で死んだ人がそのうち高圧送電線群を中心に直径100メートルの範囲で13人、150メートルになると18人。ガンで入退院している患者が17人。死亡年齢は7歳から72歳で、夫婦ともに白血病で亡くなっている家族もありました。被害は15万4000ボルトの高圧線と14年前に地下に埋められたケーブルの周囲に集中しています。」
Mynewsjapanより引用:https://www.mynewsjapan.com/reports/469
上記の記事では、電磁波によるガンや白血病の悪影響について指摘しています。
しかし、電気から出ているのは電磁波だけではありませんでした。
気功的な観点からいえば、電気製品からは常に病気の原因が放出されています。病気の原因とは、体に溜まりすぎると病気を発症する存在です。
東洋医学の用語でいえば、「邪気(じゃき)」の一種です。
私の著書「徳運」でも解説していますが、電気製品からは見えない煙のような邪気が出ています。
この煙は、部屋に蓄積しますし、体にも染み込んできます。
最終的に体の骨まで染み込み、体を芯から冷やします。ですから、ガンの原因になります。
また、電気の邪気が頭にたくさんたまると、脳梗塞やうつ病、認知症といった症状も引き起こします。
とはいえ、私たちの体も何もしないわけではありません。自然治癒力によって、電気の邪気を外に出そうとします。
しかし、治療器のように体全身に電気を流す働きのあるものを使うと、電気の邪気を強制的に体に流し込むことになってしまいます。
そうなってくると、電気の邪気は無視できないレベルまで体に溜まってしまいます。
そのまま放置していると、原因不明の症状や病気が発生します。
私の気功治療を受けておられた方で、Mさんがいました。
Mさんは、ある時から左の側頭部に強烈な圧迫感がでて、平衡感覚が無くなり歩くこともうまくできなくなりました。
圧迫感が強いと全く動けない日もあります。
病院にいっても、原因はわかりません。
知り合いの紹介で私のところに来られて気功治療がスタートしました。
体を調べると、電気の邪気がたくさんあります。ところが、お話を聞いても電気を使いすぎるといったことに心当たりがないようでした。
それでも、電気の影響が強いからと邪気をどんどん抜いていったところ、ある時頭の圧迫感が減り、体も楽になってきました。
改めてお話をお聞きしたら
「実は、一時期ヘルストロンの治療を毎日のように行っていました。」
と思い出されました。
そこで、私もMさんの症状が治りにくい理由がわかったのです。
私も以前電気治療器を持っていたことがあります。
野球選手も使っていたという製品です。
確かに、使った後は腕が動きやすくなります。
でも、数日たつと妙な違和感が出るため、だんだんと使わなくなっていました。
それが、電気の邪気によるものだというのは、最近になってわかりました。
うつ病の治療でも頭に電気を流すそうですが、後遺症がかなり出そうな内容でびっくりしました。
現代医学は、
「電気が体に悪い」
と認識していないようです。
しかし、確実に電気を使いすぎれば、体に問題が出てきます。
皆さんも電気の使い過ぎには気を付けましょう。
特にスマホ、仕事以外に趣味で使うのは1日1時間以内が理想です。